住宅を購入するにあたり、必要になるのが住宅ローンです。このとき、同時に考えるのが「相談先」ではないでしょうか。一般的に銀行を利用する方が多いと思いますが、他行の商品は取り扱っていないため、どうしても契約できるローンが限られてしまいます。
そこで今回は、知っておくと役立つ「ローンの相談先」について情報をまとめてみました。FP以外ではどんな相談窓口があるのでしょうか?
仙台でおすすめの相談先も紹介します。
お金の悩みはFPが相談しやすい?
情報量が多く、中立的な立場で相談にのってくれるのがFP(ファイナンシャルプランナー)です。またローンを組むにあたり、家系を見直したい場合にも非常に役立ちます。
ようするに、FPとはお金に関する相談に強い窓口になります。お客さんにあったアドバイスやライフプランを提案してくれるので、無理なく返済できるでしょう。
しかし、FPには向き不向きがあります。一体どんな人に向いているのでしょうか?メリット&注意点とあわせて紹介します。
こんな人に向いている
お金に関することなら、なんでも相談にのってくれます。そのため、ローンと家計を見直したい方や将来を見据えた相談がしたい方、住宅購入にあたり必要な資金を準備したい方などに向いています。
また住宅ローンだけでなく、教育費や老後の生活設計など資金計画を立てたいときにも最適でしょう。
このように、住宅ローンをはじめお金に関するさまざまなアドバイスがほしい場合に役立ちます。ただ幅広く対応しているため、ローンの相談をするなら「住宅ローンに強いFP」を選ぶことをおすすめします。
メリットと注意点
FPのメリットは、なんといっても専門的な観点でアドバイスがもらえることです。とくに住宅ローンに強いFPは、お客さんに最適なアドバイスやプランを提案してくれるので、ローン選びでの失敗がありません。また家計の状況にあった返済計画を勧めてくれるため、リスク軽減にもつながります。
住宅を購入すると、完済するまでローンを支払い続けなければいけません。返済期間は一人ひとり異なりますが、一般的に最長35年、25歳で購入した場合60歳まで支払うことになります。
このように、長期的なローンは将来を見据えた返済計画が重要です。FPなら専門性が高いので、ほかの相談窓口よりも確実性が高く、安心して相談できるでしょう。
一方で、注意点もあります。それは「有料相談」「住宅ローンに強くないFPがいる」ことです。なかには無料で実施しているところもありますが、ほとんどが商品紹介のキャンペーンをして行われているため、選ぶ際は気をつけましょう。相談料の相場は、1時間1万円ほどになります。
住宅ローンの相談に強いFPを探すなら、日本FP協会の「認定者検索システム」がおすすめです。
気軽に相談しやすい住宅相談窓口
FP以外では、銀行・住宅金融支援機構・不動会社でも住宅ローンの相談が可能です。どの窓口がよいかはお客さんによって異なりますが、ローン商品を多く取り扱っている銀行は無料で相談できるので利用しやすいでしょう。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
銀行
銀行には、住宅ローン専用の窓口があります。対面もしくは電話から選択でき、限度額や返済額、金利についての相談も可能です。またお客さんにあったプランも提示してくれますから、はじめてローンを組む方でも安心でしょう。
相談会を開催しているのも利用しやすい点のひとつです。銀行によっては土日にも開催しており、平日は忙しくて参加できない方は助かります。
一方で、他行の商品は取り扱っていないことがほとんどです。なかには自身の銀行の商品しか取り扱っていないところもあるので、比較したい場合はほかの銀行へも相談しに行くことをおすすめします。
住宅金融支援機構
住宅金融支援機構は「フラット35」が提供している相談窓口です。固定金利・保証料がかからないことが大きな特徴になり、土日でも電話なら気軽に相談ができます。またLINE公式アカウントもあるので、商品や金利などの情報が得やすいのもメリットでしょう。
ただし、申込みはフラット35が提携している金融機関でしか行えません。住宅金融支援機構から直接借りるわけではないので、間違えないように注意してください。
不動産会社
不動産会社のなかには、FPやアドバイザーが待機しているところもあります。基本的に無料で対応してくれますが、住宅を売ることが仕事なため、住宅購入を勧められる場合があります。またローンの相談だけでなく家づくりに関する質問もできるので、住宅購入+ローンを同じ場所で行いたい方にはおすすめです。
ただし、不動産会社と取引のない銀行や住宅ローンの情報は少ないでしょう。
こんな人に向いている
一般的に銀行の住宅相談窓口を利用する方が多いと思いますが、それぞれ向き不向きがあります。そのことを十分理解したうえで、自分にあった窓口を選びましょう。
まず銀行は、気になっているローン商品がある場合や、相談会に参加したい方に適しています。他行の商品は取り扱っていませんが、商品の数は不動産会社や住宅金融支援機構より多いでしょう。
住宅金融支援機構は、フラット35を利用しているもしくは利用を検討している方におすすめです。相談窓口は平日・土日問わず受け付けていますから、忙しい方でも利用しやすいでしょう。
不動産会社は、銀行のローン商品について詳しく知りたい方に適しています。また住宅購入にあたって一連の流れも確認できるので、はじめてマイホームを持つ方やローンを組む方にもおすすめです。
おうちの相談窓口仙台がおすすめ!
どこの相談窓口を選んだらよいか迷ったときは「おうちの相談窓口」がおすすめです。
仙台は「ザ・モール仙台長町店」と「仙台泉中央駅ビルSWING店」の2店舗あり、住宅ローンの相談はもちろんのこと、住宅会社選びや資金計画などのアドバイスも受けられます。無料で相談できるので、はじめての方でも安心して利用できるでしょう。
おうちの相談窓口が選ばれる理由は、以下の3つになります。
選択肢が豊富
戸建てからマンションまで、幅広い住まいの選択が可能です。また新築・中古リノベ-ション、注文住宅・建売住宅など、具体的なイメージが固まっていなくても会話のなかでベストな住まいを紹介してくれるので、住まいの可能性も広げることができます。
ライフスタイルを考慮したサポートは、おうちの相談窓口だからこそできるといっても過言ではありません。
ローンと資金計画の相談
はじめての方でも安心して利用できるように、無料のライフプラン診断を導入しています。ライフプラン診断は、ライフプランシートを使って行われます。年表の流れに沿って答えていくだけでよいので、手間がかからず簡単です。
たとえば、マイホーム購入・働き方・資格取得・車の買替時期(車種)などが挙げられます。ライフプラン診断を行うことで最適な商品が可視化されるので、より自分にあった商品が見つかりやすいでしょう。
住宅ローン以外にも、住宅購入時に見落としやすい諸費用についての相談も可能です。
ベストな住宅会社を紹介
おうちの相談窓口は、100社以上の住宅メーカーと提携しています。またアドバイザーは経験・実績が豊富な方ばかりなので、中立的な観点でお客さんにマッチングする住宅メーカーを紹介してくれるでしょう。
さらに、一度相談した内容でも繰り返し相談が可能です。スケジュール調整や打ち合わせ後のアフターフォローにも対応していますから、安心してお任せできるでしょう。
まとめ
住宅ローンの相談窓口や、仙台でおすすめの相談先を紹介しました。一般的に銀行を利用する方が多いと思いますが、FPや住宅金融支援機構、不動産会社など、相談できる場所はさまざまです。なかでもFPは専門的な観点でアドバイスをしてくれるので、ローン選びや家計の見直しにとても適しています。
おうちの相談窓口仙台にも、住宅ローンに強いFPが在中しています。また無料のライフプラン診断も実施していますから、自分にあった商品が選びやすいでしょう。
もちろんほかにも相談できる窓口はあるので、比較しながらベストな相談先を見つけてみてください。
代表:長岡 理知(ながおか みちとも)
■プロフィール
2005年よりプルデンシャル生命保険株式会社入社。 大手住宅メーカー専属のFPとして年間200世帯を超える資金相談会を開催。累計相談件数が3000世帯を超える。
2020年に住宅取得専門のファイナンシャルプランナーとして独立。
住宅を購入する際の予算決めと家計分析、リスク対策を専門業務とする。
住宅ローンに関する多様な記事の執筆・監修も積極的に担当。